掌編小説/2020年12月25日/ 笹塚心琴 銀の翼 神さまになんて、なりたくなかった。 *** 今日の彼には、私の背中に銀色の翼が見えるという。映画館で流行りの作品を観ているときも、こじゃれたレストランでランチをしているときも、点灯前のイルミネーションが絡まった樹々の並ぶ […] 続きを読む