冬空

底冷えの街に暮らして明日もまた同じ夕陽を待ちわびている

街はもうクリスマスなどは置き去りそんなものさと笑うみなさん

から回る歯車抱いて星空を見上げ損ねる日々を重ねる

ほらここが孤独の巣だと指をさす左の胸の16ビート

僕たちはひとつになれずこの街で影と涙を落とし続ける

たなごころ開いて閉じてまた開く ぬくもり確か憂いも確か

正しさは窮屈だから三つ編みはほどいてしまえ優しくなれる

くるくると濡れた落ち葉が照らし出す横顔に刺す私の悪意

問いかけはただ虚しくて冬空をゆく一頭のペガサスよ来い

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