魔女三姉妹と修行中の私

おはようございます、笹塚です。これからとても緊張するお仕事です。若干の手の震えを自覚しながら山手線に揺られております笑。でも、これはきっと10連休前最後の試練なのです。これを乗り越えたら、楽しいことがどかーんと待ち構えていると思って、体当たりでぶつかってきます!

さて、少し前に両親の馴れ初めを書きましたが、今日はそこで登場した伯母二人を含む母方の三姉妹についての話を書きたいと思います。

母は三姉妹の三女です。母の母(私の祖母)も入れたら女性だらけの家だったので、弟しかいない私には、かなり羨ましかったです(弟よ、ごめん。あんたのこともちゃんと尊敬してるぜ)。

それぞれのキャラクターについて、ここでは私的な解説をします。これは、魔女三姉妹の説明書なのです。

長女はザ・才女。「知性の魔女」です。某メガバンクに入社時、他の人から聞いた話なのでどこまで事実かはわかりませんが、入行試験を全国トップクラスで通過したとかしないとか……。それなりの出世もしたそうですが、「女性」であることで様々な壁に阻まれ、社会の歪みを浴びまくり、それでも定年まで勤め上げました。結婚はせず、今では悠々自適に暮らしています。もしかしたら「結婚する/しないは自分で決める。自分のしたい仕事で自立する」という、時代を先取りした女性なのかもしれません。古希を過ぎてからドイツ語、フランス語、ベトナム語、韓国語を学び出した(英語はすでにしゃべれるので)と聞いた時には、姪ながらビビりました。
その昔、一緒に飲んだ時に、「なんでそんなに勉強したの?」ときいたら、笑いながら「うちは貧乏だったでしょ。そのことを同年代の男子にとてもバカにされたのね。それがとても悔しくて、力では勝てないと思ったから、学力で打ち負かしただけだよ」と。ハングリー精神というやつでしょうか。かっこよい…!パワーパフガールズでいうところのブロッサム的な伯母が、長女です。

次女はスラリとした「美貌の魔女」。今でも地域のバレー部(ママさんバレーではない)に所属し、遠征で全国を飛び回っています。東京や横浜など南関東に遠征に来る際は、たまに私とお茶やご飯をご一緒します。私より感性が若く、「ここのフレンチトーストが美味しいみたいだよ」とか、食べログではなくインスタで情報収集してLINEで送ってきて、関東遠征の時に連れてってもらいます。私のいとこにあたる長男くんには子どもがいます。つまり、次女の伯母は孫もいる「おばあちゃん」なのです。もう一人、私のいとこにあたる次男くんもいるので、二人のやんちゃ坊主を育て上げたということですね。
年齢相応のシワこそ刻まれているけど、姪の私から見てもすごい美人です。性格は三姉妹のうちでもっともスパイシーで、言いたいことをズバッと言う。でも根底にには常に相手への敬意や愛情があることが流れていることが伝わってくるから、「すごくカッコいいツンデレ」なのだと私は認識しています。パワーパフガールズでいえば、まさにバターカップ。

さて、我が母は、ブロッサムほどの知性やバターカップほどのパワフルさはないけれど、敢えて表現するなら「根性の魔女」でしょうか。私の父が白血病で倒れて、家から見事にお金がすこーん!と消えてしまった時には身を粉にして働き、父方の親戚の心ない嫌味に耐え、私と弟を懸命に育ててくれました。芯の強い感じは、パワーパフガールズでいえば、まさにバブルスです。

母はママチャリで冷凍食品の配達をしていました。荷物を上げ下ろすだけでも重くて大変だったと思います。腰にコルセットをしながら、夏の暑い日も冬の寒い日も、愚痴もこぼさずに働いていた背中を私は見ていました。

ある時、私がクラスのリーダー的な女子(今でいうところの「スクールカースト」(おぉ、寒!)の上の方にいた子)に呼び出され、こんなことを言われました。

「あんたの母親がウチに来て冷凍食品を置いていくんだけどさあ、アレ迷惑なんだよね。うちは貧乏じゃないから冷凍食品なんて食べないし。二度と来ないで」。

今思えば突っ込みどころ満載だけど(そもそも、あんたの家が注文しなきゃ、うちの母ちゃんは配達に行かないから!)、小学生だったので何も言い返せなかった私は、とても悔しくて泣いて家に帰りました。びっくりした母が「どうしたの?」ときいてくれましたが、まさか母にその理由を伝えるわけにはいかず、悔しくて悔しくて、その感情を噛み殺すのに必死になったのを、今でも覚えています。

Facebookで件のそのクラスメイトが無理やり繋がってきた時期があって(もちろん、すでにフォロー切ってブロックしました)「旦那と娘のお弁当でーす」とか写真をアップしてたけど、まさかその中に冷凍食品はないだろうね?あと冷凍チャーハンとか冷凍餃子とかお手軽でとても美味しいけど、まさかまさか食べてないよね?ブルジョワなあなたの口には合わないんでしょ?絶 対 に 食 べ ん な よ 。

話が脱線しました。

ある時、三姉妹と私で飲むことがあり(私は未成年だったのでソフトドリンクでしたが)、なんやかんやとても楽しくおしゃべりしていたのですが、そこでブロッサムが、

「心琴、あなたのその性格、将来苦労するかもよー」

と言いました。するとバターカップが、

「でも苦労しないよりマシじゃない? 苦労したぶん、人は強く賢くなるもんだよ」

と言いました。そこでバブルスが、

「この子、もう散々中学校で苦労したから……」

と言いました。

その時はなんともむずがゆい気持ちになりましたが、まぁでも、可愛がってくれたんだなーとしみじみ、今では思い出されます。

今わかるのは……

私はたぶん、あなたたち三姉妹の「いいことろ」を少しずつもらうことができたのかな、と。もちろんブロッサムのような知性はないし、バターカップのような美貌は皆無だし(血は繋がっているけど、私は見事に父親似)、バブルスのような根性は足りないかもしれないけど、それでも、もしも継がせてもらえるのなら、それを「才能」だと思って、大切に育てられたらなー、と。

そして年を重ねた時、三姉妹のような魔女、つまり「自分らしく生きる強くてかっこいい女性」になれてたらいいなぁ。

ちなみに私が触れたアニメ「パワーパフガールズ」はオリジナルの、小堺一機さんがキレッキレのナレーションで魅せてくれたバージョンのことです。日本で製作されたらしい、目がキラキラしたリメイク(?)版は全然知りません。

あっ、これ書いてたらプレゼンする会社の最寄駅に着きそう……。講演ならともかく、プレゼンはいまだに大の苦手だん。ぬぅ、ハイパー頑張るから、みんな、どうかオラに元気をわけてくれ……!

あと、みなさま、よい連休をお過ごしくださいませー!

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